尾崎豊

僕の音楽はココから始ったみたいなもんです。
尾崎のメッセージソングに励まされたりと色々な思い出があります。
初めて買ったスコアが尾崎豊全曲集。ボロボロになるまで使っているので買い換えたい今日この頃。
無人島でCDを一枚持っていけるなら尾崎の曲を持っていきたい。
そんな僕がお勧めするCDは(全部お勧めですけど特に)


【アルバム】17歳の地図

【一言レビュー】
「T LOVE YOU」をはじめ「15の夜」や「傷つけた人々へ」などどの曲を聴いてもハズレ無しという
クオリティーの高いデビューアルバム。
尾崎の求め続けた《自由》や《愛》がこのCDに詰まっています。


【このアルバムの聴き所】
なんと言ってもT LOVE YOUでしょうね。十代であんな詞を書いたというところに尾崎豊の才能が垣間見れます。
「T LOVE YOU」から真実の愛とは何かという問い掛けが始まりアルバムの「放熱への証」に収録されている「優しい陽射し」や「二つの心」で終わる。
みなさんは尾崎の求め続けていた愛とはどのようなものだったのか、これらの曲を聴いて考えてみてください。

【アルバム】誕生BIRTH

【一言レビュー】
二枚組みと何ともうれしいアルバムです。このアルバムでは十七歳の地図の様な反発などのトゲトゲしさはないです。
そのかわり愛に溢れた曲が多いです。
「LONELY ROSE」や「ロザーナ」「COOKIE」「音のない部屋」「永遠の胸」など(本当は全部取り上げたいけど)
などものすごく良い曲が入っています。十代の尾崎が好きと言う人には物足りないアルバムかもしれませんが
僕はこのアルバムの方が尾崎らしい曲が沢山だと思います。
「虹」というアルバム(デビュー前のデモテープの未発表曲を収録)を聴くと尚更そうおもいます。


【このアルバムの聴き所】
十代の頃のアルバムでは大人へのメッセージソングを歌っていたがこのアルバムでは大人へというよりも
青年たちへのメッセージソングだと思って聴くと面白い。「KISS」では大人が一生懸命働いて家庭を持っている姿を歌っており
「禁猟区」では麻薬の恐ろしさ。「誕生」ではまさにこれから産まれてくるもの達へ歌っています。


他にもシェリーや路上のルールなどここでは紹介しきれないほどの素晴らしい曲が山ほどあります。
一曲一曲に色々なメッセージがあり自分なりに解釈して尾崎が何を伝えたかったのかをかみ締めてみてください。


僕の尾崎の中で一番好きな曲はなんと言っても「Forget−me−not」日本語で勿忘草。
この曲は素晴らしい。特にライブバージョンを聴くと鳥肌が立ちます。
「初めて君と出会った日、僕はビルの向こうの空をいつまでも探してた」
尾崎はどんな空を探そうとしていたんでしょうか。
他にもScrambling Rock’n’Rollも捨てがたい…ダンスホールも・・・Driving All Nightも・・・ん〜駄目です。甲乙付け難い!!
ランク付けなんて無理無理。

尾崎の曲を聴いてみようかなぁと思う人は上に挙げたアルバムから聴くかライブアルバムやベストアルバムから聴くと良いと思います。
とはいえ別に聴く順番は何から聞いても問題は無いのですが「放熱への証」は最後に聴いてもらいたい!
今となっては尾崎の求め続けた《自由》や《愛》の解決はこのアルバムの中にと言う事になってしまいますからね。

あとできればライブビデオも見てほしい。ライブビデオをみるたびに尾崎のライブへ行きたかったと思う自分がいます。
そして尾崎の書いた小説も、未完の長編小説「黄昏行く街で」「普通の愛」などがお勧め。

尾崎の曲を視聴したい人はこちら