Gコードの押さえ方。

コードはこの指使いで押さえなければいけない!っていう決まりはありません。
しかし、
効率の良い押さえ方というのがあると思います。
その中でもGコードがその代表と言っても良いかもしれません。

では一体効率の良い押さえ方っていったいなんでしょうか?
カロリー消費が少ない押さえ方?手に負担のかからない押さえ方?色々とあると思います。
僕の思う効率の良い押さえ方とはスムーズに次のコードチェンジへ移れる押さえ方です。
例えばあるコード進行でのGコードの効率のよい押さえ方は
6弦は薬指、5弦は中指、1弦は小指という押さえ方です。
この押さえ方だとCコードへ移るときやG7へ移るとき、Am7へ移るときもFへ移るときまでもがスムーズに指が動くと思います。

ではもしGコードを6弦を中指、5弦を人差し指、1弦を薬指で押さえるとします。
この押さえ方でCなどのコードへ移るとき指が
忙しなくなってしまいますよね。
それにG7へ移るときなんてちょっと大変ですよね(汗)

このように効率の良い押さえ方っていうのがあります。でもこれは曲によって変わってくるのが現状です。
例えば19の「恋」のイントロを弾くときやバンプオブチキンの「ダイアモンド」が良い例です。

では「恋」で考えていきましょう。コード進行は以下の通りです。参考ですがサザンの「この青い空、みどり」も同じコード進行です。
【G−Gadd9−G6−G】
実際に弾いてみました♪(へたれな演奏技術です。)
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 この時のGコードの押さえ方は六弦から320033という押さえ方です。
指使いは6弦を中指、5弦を人差し指、2弦を薬指、1弦を小指です。ビートルズGと巷では言われているらしいです。
一応Gadd9の押さえ方とG6の押さえ方も記しておきます。
Gadd9は6弦から「3×0
33」です。
G6は6弦から「3×
033」です。
この二つのコードの指使いはGコードを中心として考えると自ずとわかると思います。
人差し指だけの移動で弾けますよね。
このコード進行は有名なコード進行ですので是非弾けるようになって下さいね(僕の好きなコード進行です)
因みにこれを教則本に書かれている一般的なG(人差し指を使わないG)で押さえるとGadd9を押さえるときはむちゃくちゃ難しくなります。
つまりこのGコードの押さえ方はこの曲では効率が悪いと言うことになりますよね。
コード進行は著作権が発生しないと言うことでバンプのダイアモンドのイントロ部分もやってみましょう。
まず半音下げチューニングにします。そしてコード進行は
【G−D−Dsus4−Cadd9】
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Dsus4は6弦から「×00232」です。
Cadd9は6弦から「×32020」です。
指使いは今までの流れでわかると思うんで推測してください。
これも綺麗なコード進行ですよね。ローコードの響きがめちゃくちゃ綺麗で惚れますよね♪是非マスターしてください。
このような例からわかることは
「いかにして次のコードチェンジを簡単にするか」

そんなことを考えながらコードの押さえ方を考えていったほうが後々楽になりますよ!!

あと、参考まででとどめておいてくれたら良いのですが僕はDコードを弾くときは二本の指しか使いません。
人差し指で2フレットの1〜3弦をバレーして中指で2弦の3フレットを押さえると言う押さえ方。
この押さえ方だと薬指と小指が余りますよね。指が余ると言う事は色々な音の付けたしが可能だということです。

他にブルースを弾く人はAコードの押さえ方は人差し指一つでダウンさ…じゃなくて(笑)
人差し指一つで3弦ともバレーをして押さえると言う押さえたかで弾くのが王道です。
そうすると三本も指の自由が利きますよね♪
これも一応指が余るとどんな演奏が可能になるのかを実際に弾いてみました。(へたれ演奏)
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