喉の話

喉に関することを書いていきたいと思います。

乾燥注意

冬は乾燥しやすい季節ですよね。朝、起きると喉がカラカラなんて経験は誰でもしたことがあると思います。
そもそも何故に冬は乾燥しやすい季節なんでしょうかね?
原因を知ると対策法も分かるわけでそこから追求してみるのはとても大切なことです。

飽和水蒸気量という言葉を知っていますでしょうか。中学か高校の化学の分野で習うと思います。
飽和とは、もうこれ以上含んでいられない状態。水蒸気量とは文字の通り水蒸気の量です。
こんな文字はどうでも良いとして…。空気中に入ることの出来る水蒸気の量は決まっています。
温度が高いほど水蒸気が多く含むことができ温度が低いほど少なくなります。実際30℃と10℃とでは約三倍も差が出てきます。

この様なことで分かるのは冬は寒いので飽和水蒸気量が小さくなる→乾燥しやすい
ということです。他にも冬と夏を比べると何故に夏の方が洗濯物が乾きやすいのかも自ずと分かってくるはず。
蒸発や沸騰とは水分子の水素結合や分子間力が…(以下略

そんなわけでこの事から乾燥対策にはいつも部屋を水蒸気で飽和状態にしておくことです。
霧吹きで部屋を湿らせというのではなくて、濡れたタオルやコップ一杯の水を部屋に置いておくだけで十分です。
そうすることによって水が「蒸発」⇔「凝縮」を繰り返して飽和状態を保ってくれます。


喉の効果的治療法

今度は実際に喉を痛めてしまったときの治し方の話です。
                                               

喉を痛めてしまった時の効果的な治療法は

声を出さない…基本
音楽を聴かない…意外や意外
楽器を弾かない…マジっすか?


非核三原則ならぬ、三原則があります。

この最初の声を出さないは良いとして後の二つに意外だと感じた人もいると思います。
音楽を聴いているときや楽器を弾いているときでも声を出さなくても実は心の中では歌っている状態にあります
そうなると声帯がどうしても動いてしまうんですよね。声帯は絶対安静ですからこの辺は気をつけたいところです。


喉のために我慢??

辛いものは喉に悪いと聞きますが僕はそこまで気を使うのはどうかと思います。
辛いものがキライな人は良いですが辛い物好きの僕としてはストレスを溜めてまで…ねぇ?って感じです。
そこまで気を使うのなら飲み水はもちろん生理食塩水(0.4%の食塩水)かポカリスウェットなど徹底しないと意味が無いですよね。
ストレスは喉にも影響を及ぼしますし我慢する事は逆効果にもなりかねません。
でも、歌う前に辛いものを食べることはタブーというか声が出ませんよ(実証済み…オィオィ)
以前、カラオケへ行く前にラーメンを食べたのですが、声が出ないし最悪でしたよ。
声が出ないから無理やり出そうとして喉を痛めてしまい喉が痛かったです。
そんな体験から歌う前はラーメン禁止令を発令します(笑)