利き腕とギター

今から書くことは僕の意見も沢山含まれています。間違っている当っているは各自で見分けてください。


僕の体験談と利き腕のちょっとした話

現在日本人の大半が右利きです。それの影響で、電車の自動改札や自販機のコインを入れる所
他にもカメラなんかも右利きを想定して作られています。

 子供の頃に親に利き腕のことで注意されるのは鉛筆と箸ですね。
これは自称両利きの僕から言わせてもらうと右で使った方がよいと思います。
例えば鉛筆の事で例をあげると…
大体の学校の教室って前に黒板だとしたら左手に窓、右手に廊下と言う構造になっていると思います。
ここで考えて欲しいのは太陽の光との関係です。教室にいて左手で字を書くと自分の手の影ができて見難い。
右手で字を書くと影は鉛筆の芯よりも右側にあるので影で見難いという事はないです。
確か教室の中を明るくするために窓側が南と言う設計になっている校舎も多いと聞いたことがあります。
 作文なんかを書くときは右で書くと手が汚れるのでその辺は左で書くほうが得ですね。
日本語は右で書くほうが書きやすい。英語は左で書くほうが書きやすいなんて事も聞いたことがあります。


利き腕と反対の腕は意外と器用?

左利きって個性的なんてことも言われたりしますね。実際の話、それが個性なのかと言うのは疑問ですけどね。

 僕は左手に消しゴム、右手に鉛筆と言う風に役割分担をしていたり、携帯を操作するときなんかは右左どちらでも打てます。
そういうことで、右利きだから左手では何もできないと言う固定概念は持たない方が良いと思います。
僕は中学のときはバスケ部でした。バスケで必要不可欠なのはドリブル。先輩の命令で左手でドリブルが出来るように強制的に練習させられました。
その結果、以前僕はドリブルは右手で着いていましたがはっきり言って左の方が上手いです。
つまり、不得意だと思っている方の手でも練習すれば上手くなります。当たり前のことですけどね。

 ではここでもう一つ「文字を書く」事について実験を挙げてみます。
利き手と反対の手で何か文字を書いてみてください。上手く書けますか?書けないですよね、そりゃ練習なんてしてないですもん。
ではこの質問はどうでしょうか。
「文字は書けますか?」
多分大抵の人はYESと答えると思います。これは何故なんでしょうね。利き腕と反対の手で文字を書くなんて滅多にしませんよね。
年に一回あるかないかでしょうかね?「気まぐれで書く」「骨折などの理由で書く」とかそんな理由でしか書かないと思います。
それなのに文字は書けてしまうんですよね。
この事から利き腕でやっていることは反対の腕でも反映されているのでは?と言う事です。
密かに使って貰うときを待っているのではないでしょうか?
幼い子供がボールを投げるのがままならないのはボールを放すタイミングが上手くつかめないからなどの理由ですよね、つまり練習不足です、あと筋力不足もありますが今は関係無いので。
もし利き腕と反対の腕がこの幼い子と同じ現象が起きているのなら利き腕の反対の腕で投げようとすると数メートルも飛ばないはずです。でも実際はこんな現象は起きないんですよね。題名の通り利き腕とは違う腕って器用ですね。


では本題

今まで書いたことはあくまでも出来ると言う事を書いただけです。向いていると言うのはまた別の話です。
では本題のギターについてを書いていこうと思います。
ギターも最初に書いたとおり一般に右手社会なので右手用と言われるギターが多く造られています。
押さえ方を示すダイアグラムも右手用を想定して作られています。店頭に売られているギターも右手用がほとんどです。
こんな理由から左利きなのに右利き用を使っているという人も多いはずです。
 左利きなのに右用…これじゃ上達しないのでは?
それについての情報を貰ったのですが「左利きなのに右利き用を使って一向に上達しない人が左利き用に変えたとたんみるみると上達した」とのこと。
情報提供者:daisukeさん。
こう言うこともあるみたいですのでギターを購入時は右利き用のギターを弾く構えを実際にしてみて違和感を感じるのなら左利き用をギターで構えてみると良いと思います。
ここで誤解してはいけないのは私は左利きだから左利きの方が良いとか私は右利きだから右利きのほうが良いなんていう固定概念は抱かない方が良いと思います。
実際にプロのミュージシャンでも左利きなのに右利き用のを使っているのも確かですからね。
しっくりくる」これがすべてだと思います。
付け足して言うと、「右利き用」「左利き用」の選択を間違えたと言って別に悔やむことも無いと思います。
鉛筆の実験の話のように右利き用のギターを使っていて左利き用のギターに転換したからと言って一から出直しなんてことは決して無いですから。以前の練習はきちんと繁栄されると思います。それに習得度も早いと思います。決して
リセットでは無いんです。

  あと前記で携帯の話をしましたがそれと同じ考えで、コードが突き指などの理由で上手く曲がらず押さえられないって人は上手く曲がらない指のほうをピックに持ち替えてみてはどうでしょうか?つまりギターの利き手を変えると言うことです。上手く指が曲がらなくてもピックは持てるので束縛は少ないと思うのですがどうでしょうか。
携帯の話で、「右手にハンドバックを持っているからじゃぁ左手で携帯の操作をしようかな」的考えでも良いと思うんですよね。


いかがでしたでしょうか。利き腕の事は個人の感覚なのでギター選びも自分の感覚が大切だと思います。
 ちなみに赤ちゃんの利き腕は?と言うと左利き四割、右利き五割という比率みたいです。
そのあと矯正により五歳までには左利きが一割になるとの事。これを元に考えると生粋の左利きと言う人は一割と言うことですよね。
三割の人は矯正経験ありで、あとの五割の人は生粋の右利き。
矯正経験のある人は意外と多いですね。

では利き腕とギターの話はこの辺で、長文失礼しました。

参考になるサイト&参考にしたページ
左利きの小ネタ 知識の宝庫目がテンライブラリー