アルペジオのコツ

アルペジオって綺麗な演奏法で魅力的ですよね?初心者には敷居が高い?いやそんなことはないです。
肝心なのは慣れですよ。軽い気持ちでアルペジオをマスターしてみてください。

ここではフォーフィンガーでのアルペジオについて軽く説明します。

アルペジオとは右利きの人は左手でコードを押さえて右手でバラバラにコードの音を弾く演奏の事をいいます。

ストロークとアルペジオの違いとは?
 ストロークはコードの音を一斉にならします。アルペジオはコードの音を
バラバラに弾きます。

アルペジオの基本的な決まり事
アルペジオはコードの始めの音はベース音を弾くというのが基本的な決まり事です。
ベース音とはCコードならC(ド)の音。DコードならD(レ)の音です。ConEコードならE(ミ)の音になります。
ギターは6〜4弦がベース音を担当します。

とまぁこんな感じです。

初めてアルペジオに挑戦する人は弦と弦同士の間隔が分からなくてうまく弾けなかったりしますが
それは慣れしかないので気長に練習すると良いと思います。
目をつぶったままでもアルペジオを弾ける体勢に出来るようになればかなり慣れてきた証拠です。


これは僕がアルペジオをスタンバっている写真です。
親指の担当は
6弦〜4弦です。
そして人差し指は
3弦、中指は2弦、薬指は1弦が担当になります。
小指は使わないので最初の内はボディーにつけて弦と手が離れすぎないようにバランスを保ったりすると
良いかもしれませんが小指に異常な力がかかったりするのでリラックスが必要です^^
慣れてきたらバランスをとらなくても弾けるようになると思います。

以上が簡単なアルペジオについての説明です。決して難しい演奏法ではないので頑張ってみてください。

どうしてもアルペジオが弾けない人のための一言アドバイス。

1、綺麗な音がならない。
  これはコードを押さえている方の手に原因があることが多いです。
アルペジオをする手ばかりに気をとられてコードを押さえる手に意識を送るのが厳かになっていませんか?
あと柔らかい弦にかえて押さえやすくするのも良いと思います。

2、異常に疲れる
 これの原因は弾きすぎか力みすぎです。リラックスして軽い気持ちで弾くのが吉です。

3、アルペジオを弾くとバランスが崩れてぎこちなくなってしまう。
 それはきっと無駄な動きがあるからバランスが崩れてしまうのだと思います。
最小限の動きでアルペジオを弾くためには手首はあまり動かしてはダメです。
指で弾くのですから動かすのは指先です。指先もあまり大きく動かすと次へ続かないので
これも必要最小限でコンパクトな動きができるように心がけてみてください。

4、指がうまく動かないのでアルペジオが出来ない。
  アルペジオは指で弾かなければいけないってわけではありませんので
指が曲がらないなどの原因で弾けない方はピックでアルペジオを弾くなどしても充分弾けます。(尾崎豊はピックでアルペジオを弾いていました^^)
ただ単に慣れないので動かないって人は練習あるのみ!!

5、ベース音が小さい
 サムピックといって親指にはめるピックがあるのでどうぞ。僕はサムピックは弾きにくいので使っていませんけど...。

6、アルペジオとストロークを併用して演奏したい。
 サムピックを使用するのも一つの手ですが、親指と人差し指でDの形を作りあたかもピックがあるようにストロークをすれば
ピックには劣りますが大きな音量で鳴らすことができます。
ダウンストロークのときは人差し指の小指側の爪で鳴らしてアップストロークの時は親指の内側の爪で鳴らせばうまく弾けます。
僕は七割はこの方法で演奏してます。慣れればピックよりも弾きやすくなってきます(ピックを落とす心配も無いですし^^)
家の中で練習するにはこれぐらいの音量で丁度良いかなと思います。